■2006年
10月1日に発足した、船橋市の障害者や家族を対象にした新しい相談機関「ふらっと船橋」が、駅前通りに面したビルの一角に拠点を移して12月14日から相談の受付を開始しましたが、それを記念する開所祝いのイベントが19日の夜に開かれました。
この日は県や市の関係者を始め、我がセンターからの5名を含めて約60名が出席して盛り上がりを見せ、この事業に対する期待と関心の大きさを示しているようでした。
センターの当事者や関係者合わせて12人ほどが小さな事務所に集まって忘年会を行い、楽しいひと時を過ごしました。もうすぐクリスマス、そして正月と、気ぜわしい時間が過ぎていくばかりです。でも中には事務所に泊まり込んで徹夜で飲み明かした酒豪もいたようです。
千葉県千葉リハビリテーションセンター主催による第6回公開講座が開かれ、私たちのセンターからも5名が出席して「自立生活なんでも相談」を担当しました。
当日は、「肢体不自由児の療育」をメインテーマにして講演やシンポジウムが行われ、そこでは施設や養護学校などにおける子供のころからの「自立」や「社会参加」に向けた取り組みの重要性が強調されていました。
また、福祉機器や介助犬のデモンストレーションなど、多彩な催しも併せて行われていて、障害者を取り巻く世界が様変わりしていることを痛感させられ、自立生活センターのこれからの活動にも一種の見直しを迫る一日となりました。
富津市のイオンショッピングセンターの中にある「ライセンススクール」の主催によるガイドヘルパー養成講座が開かれ、ふらっと船橋の前田さん、ケアネット船橋の高橋さん、センターの杉井が参加しました。受講生は7名で、曇り空で肌寒い天候でしたが、家庭的な雰囲気の中で講習が行われました。
JIL(全国自立生活センター協議会)やJD(日本障害者協議会)などの主催による「見直してよ!自立支援法大フォーラム」が日比谷公園周辺で開かれました。
当センターからも障害者や介助者、それにボランティアが7人が参加して、全国から集まった15,000人の参加者と共にいろいろな問題点を抱えたこの法律の見直しを求めて国会周辺をデモ行進しました。
当センターの設立15周年記念事業の第二段として、「みんなで考えよう!自立のココロ」と題したトークイベントを女性センターで開催しました。
今回の企画は、「エグモント障がい者留学支援ネットワーク」との共催で実現したもので、約30人が参加して行われました。
デンマークにエグモント・ホイスコーレンという障害のある人とない人が共に学ぶ学校があり、当日は、その学校に半年間留学した笠羽美穂さんをゲストに迎え、第一部として、留学中の話やデンマーク流の自立の話をお聞きしました。
第二部として、「自立」をテーマにしたフリートークを参加者全員で繰り広げました。時間が短く、いささか消化不良の感もありましたが、自立生活センターとして初心に帰る重要性を確認して終わりました。
センター設立15周年記念事業の第一段、「CGと書道展」が船橋市民ギャラリーで開催されました。
CGの出品者、田沼さんは新作を含む36点のCG作品、書の出品者、川嶋さんは16点の書作品とカレンダーを出品し、6日間で延べ470人の来場者がありました。会期初日にはケーブルテレビ「JCN船橋習志野」の取材を受け、12日に放送されました。
来場者はCG作品のワンダーワールドに、また書作品のパワーとエネルギーに対する驚きと感動を口々に語っており、好評の内に作品展を終えることができました。
さざんか会の第3者委員をしている前田がとらのこキッズの竣工式に出席しました。木の香も新しい障害児の通所施設です。
場所は二和向台駅からちょっと遠いので、さざんか会の車が送迎してくれました。帰りにいちばん早く出て相談室に帰ろうと思って待っていたら、出て来られたのが阿萬福祉局長と竹内障害福祉課長。やってきた車にご一緒に乗り込んだら、駅までの送迎の車ではなく市の車でした。どしゃ降りの雨の中、ついでに相談室まで送って頂きました。
助かりました! ありがとうございました!!
船橋市女性センターで「来たぞ! 来るぞ! 自立支援法」というタイトルのシンポジウムが開かれました。出席者は約30名と少な目でしたが、はじめにワーナーホーム理事長の寺田一郎さんから自立支援法ができたいきさつから始まって、現状にいたるまでの包括的なお話がありました。第2部はシンポジウムになり、障害当事者、施設関係者、行政担当者などがそれぞれの抱える問題点などについて活発な議論を展開しました。
フロアからは、病院に入院している障害者からの意見で、自己負担の大幅な増額に悲鳴をあげているという訴えがあり、自立支援法の抱えるいろいろな問題点が明らかになったシンポジウムでした。
7月10日から毎週月曜日に行っている自立生活プログラムのフィールドトリップとして横浜中華街に行ってきました。
当日は車椅子3人に介助者3人という一行で、11時に船橋駅から電車に乗りました。車椅子3台での移動は大変で、とくに横浜駅でのエレベーターで手間取り、みなとみらい線元町・中華街駅に着いたのは1時過ぎでした。
さっそく「横浜大世界」で腹ごしらえをしたあと、自由行動に移りました。山下公園や中華街を散歩したグループもあれば、マリンタワーからランドマークタワーまで散歩したグループもあったりして、自由に行きたいところに行きました。
当日はよく晴れて日差しが強く、蒸し暑かったのですが、みんなそれぞれ横浜を楽しんでいたようです。
センター主催のピアカウンセリング公開セミナーが、中央公民館で開かれました。
リーダーは遠く山梨県から駆けつけてくださった今井志朗さん。参加者は13名で、はじめに一言ずつ自己紹介をした後、「ピアカウンセリングとは」、「自立生活センターとは」などの説明がありました。ピアカン初参加という人が多かったこともあって、皆さん熱心に聴いていました。
後半は、二つのグループに分かれてサポートグループを行い、「からだ」や「趣味」の話で大いに盛り上がり、楽しいひと時を過ごしました。
7月13〜14日、北海道札幌市で行われた「第19回市町村障害者生活支援事業職員研修会」に田沼が参加しました。は〜るばる来たぜ札幌へー、というわけで。
1日目はまず「自立支援法におけるケアマネジメントの位置づけおよび相談支援事業について」と題してヒューマンケア協会代表の中西さんからパワーポイントを使いながらの説明がありました。
次に「障害程度区分認定調査について」というテーマで、自立生活センターメインストリーム協会事務局長の佐藤聡さんが話されました。この中では認定調査の不備な点や矛盾点なども指摘されました。
午前の最後の講義としてHANDS世田谷代表の横山晃久さんが「当事者主体のケアマネジメントの概論」というテーマで講義をされました。横山さんは、障害当事者の意向を尊重したケアマネジメントの大切さを具体例を挙げながらお話しされました。
昼食休憩を挟んで午後の前半は「障害者の生活ニーズ」と題したシンポジウムが行われました。コーディネーターには近藤秀夫氏、シンポジストには沢口京子氏、佐々木信行氏、荻野仁氏、松坂優氏の各氏が担当されました。それぞれ異なった障害の立場からのお話は当事者でなければわからない内容で、興味深いものでした。
午後の後半は、町田ヒューマンネットワーク副理事長の堤愛子氏が「ニーズをケアマネジメントにどう結びつけるか〜つくり出す資源の発想〜」というテーマでお話をされました。ここではフォーマル資源とインフォーマル資源をうまく組み合わせて新たな資源を作り出していくことの大切さが強調されました。
こうして1日目が終わったわけですが、講義が中心でいささか疲れました。
夜は、すすきのまで足を伸ばして、狸小路の本物の炉端焼き屋さんで北海道の味覚を満喫し、締めにラーメン横町で札幌ラーメンを食べて満腹になって、もうバタンキューでした。
2日目は、6グループに分かれて、それぞれケアマネージャー、母親、息子の役を割り当てて、相談面接の演習が行われました。役を変えて、前半、後半と2回行われましたが、限られた時間の中でのロールプレイングで難しい面もあったとはいえ、個性が表れていてなかなかおもしろかったです。
最後に各グループのまとめと発表が行われ、第1グループでは田沼が発表の役を担当しました。
2日目は残念ながら午前中だけしか参加できなかったのですが、総じてとても有意義な2日間でした。
こうしてきっちり仕事をこなしてから、札幌をあとにしたのでした。
現在、千葉県政の中心的課題になっていて、その動向が全国的にも注目されている「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例案」についての緊急学習会が中央公民館で行われました。この条例は2月議会に上程されて継続審査となり、6月議会でも成立までにいたらず、9月議会に一部修正の上、改めて提出されることになった曰く付きの条例です。
講師は、NPO法人「ちばMDエコネット」代表の山田晴子さん。当日は折から事務所を訪れていた「虹の会」のメンバーも飛び入りで参加してくださって、熱心に耳を傾けていました。
講師の話の中ではこの条例が成立できないでいる状況を受けてその背景を説明してくださり、障害を持つ当事者が成立に向けて運動に参加することの重要性が強調されました。自立生活センターとしても9月議会に向けて、どういうかかわり方をしていくのか新たな課題を突きつけられる形となりました。
埼玉県浦和市の障害者団体「虹の会」の加納さん、関根さん以下5人が来訪しました。
お互いの活動の状況やこれからの運動課題について意見を交換し、有意義なひと時を過ごしました。
最初から最後までデジタルビデオカメラで撮られっぱなしだったので、これじゃあいかんと思い、こちらもついに逆取材という反撃手段に打って出たのでした。21日に送られてきた「虹の会」の機関紙には早くも当日の様子が掲載されていて、その速報体制には脱帽しました。これからも交流を深めていきたいと思いますので、また、遊びに来てくださいね。
障害者のたまり場「はなみずき」を開設するための活動のアピールと資金確保などを目的として6月30日から7月2日まで、船橋市民ギャラリーで「現代国際巨匠絵画展」(はなみずき設立委員会主催、ほるぷA&I協力)が開催され、センターから杉井、前田、佐藤が参加しました。
会場では、杉井が乾杯の音頭取りとスピーチを行い、参加者一同に感銘を与えました。また、来日したフランス人画家ガブリエル・フォンテーヌ画伯のサイン会も行われました。フォンテーヌ画伯はその作品もさることながら、お顔立ちも渋い俳優さんのようで、なかなかのイケメンでした。
6月27日から29日まで名古屋市のナディアパークでJIL所長セミナーの定期総会が開催され、杉井が参加しました。参加者は総勢200人程度でしたが、今回は女性障害者が多かったのが特徴といえるでしょう。
所長セミナーでは、介助者とのかかわり方、自立支援法実施後の運動の方向性などについて研修が行われました。
総会では、ほぼすべての議案が執行部の提案通り可決されましたが、同性介助についての決議については、条件が統一されていない、ということで結論を持ち越しました。
期間中、気晴しとしてはテレビ塔に上ったくらいでした。あ〜あ、手羽先とか味噌カツとかも喰いたかったなー。
(株)ライセンススクール主催のガイドヘルパー養成研修講座が富津市のイオン・ショッピングセンターで開かれ、前田が講師として、杉井が講師補助者として参加しました。
受講生は5名と少なかったのですが、ショッピングセンターで買物の訓練をしたり、富津公園で階段や段差の昇降の訓練をしたり、リフトカーの乗り降りの練習をしたりして充実した時間をすごせたと思います。
北松戸にある元気介護支援サービスのガイドヘルパー養成研修講座で前田が講師をしてきました。
日曜日で小雨の中を29名の受講生の皆さんと北松戸駅周辺で移動介護の練習をした後、駅の階段で車いすを持ち上げる練習をして隣の馬橋駅まで往復してきました。
体験談を話して下さったのは喜楽の家の見城さん、通訳は元気介護の磯部さんと森田さんでした。
DPI日本会議の2006年度総会及び結成20周年記念大会が去る6月11・12日の両日、大阪府堺市の泉が丘センタービル(通称ビッグアイ)で開催されました。
参加者は2日間で600人、遠方からの参加者も多く、盛会でした。11日は日本会議で2006年度の総会があり、前年2005年の活動報告と決算報告及び今年度の活動方針案が提案され、意義なく承認されました。夕方からは結成20周年を祝う懇親会が開かれ、1985年の結成以来組織の議長を務めた5人の議長経験者(宮尾はその一人)が集まり、20年の歴史を振り返るスライドなどを見ながらそれぞれに感想を述べたりしました。
12日は午前中が国連での採択を目指している「障害者権利条約」の問題が議題になり、韓国DPI会長のイ・イクソブ氏が「来年の9月17日からソウルで2007年の世界DPI会議が開かれる予定である基調演説者にキム・デジュン前大統領を予定している」と述べました。
午後は自立支援法の問題などに絡んで7つの分科会があり、宮尾は竹林悟史前千葉県障害福祉課長がシンポジストになった「権利擁護」の分科会に参加しました。30人位の集まりでしたが竹林氏からは千葉県議会で審議中のいわゆる障害者差別解消条例の説明があり、「いろいろ難しい問題はあるが、なんとしても条例の実現を図るべきである」とのコメントが述べられました。宮尾にとっては三沢議長、楠木準備委員長他、旧知の人も多く、長橋元議長のような懐かしい人との出会いなどもあって有意義な2日間でした。 (宮尾記)
中央公民館で2006年度総会を行いました。出席者は18名と少なかったのが残念でしたが、なごやかな雰囲気の中で議案が可決されました。
イオン富津ライセンスカレッジでガイドヘルパー養成講習会があり、センターから杉井代表と前田、高橋ガイドヘルパーが講師として参加しました。
待望久しく工事現場を眺めていた東武野田線の船橋駅に車イス対応のエレベーターが設置され、3月30日から使用できるようになりました。
設置されたのは船橋駅の北口と南口を結ぶコンコースと改札口の間の部分と、改札口とホームの間の部分の合わせて二台。
車イス使用者の場合、今までは普通のエスカレーターを無理して使うか、階段を担いでもらって改札口に上がり、改札からホームまでは車イス対応のエスカレーターを利用するという方法しかなくて、手間がかかるだけでなく、危険な思いをすることも多かったのですが、この二台が設置されたおかげでスムーズで快適に利用できるようになりました。
しかも、この二台のエレベーターは十分な広さがあり、直線式の対面式が用いられているため、乗り降りの時に中で方向転換をする必要がないというのもエライ。
この東武野田線は、途中で乗り換えれば日光や鬼怒川などの観光地にも足を伸ばすことができます。仕事を放り出してどこかへ行きたくなってきたなぁ。
ところで、JR船橋駅のエレベーターはいつになるのでしょうか。待ち遠しいな。
センター主催による「自立支援法をよく知るつどい」が中央公民館で開かれました。
国、県、市のそれぞれの立場を代表して、厚生労働省障害福祉課専門官の佐藤博氏、千葉県障害福祉課長の竹林悟史氏、船橋市福祉局長の阿萬哲也氏、船橋市障害福祉課長の竹内正則氏の各氏から、この法律の内容や10月からの本格実施に向けたスケジュールなどについて話がありました。
当日は100名近い参加者があり、これからの障害者福祉の根幹となるこの法律についての説明に熱心に耳を傾けていました。
千葉市で障害者生活支援事業を行っている身体障害療護施設の「若葉泉の里」から峯島周子さんが相談員の研修で来られました。市役所や精神障害者の料理教室を見学した後、相談室で実際の相談の研修を行いました。また24日には事務局会議に参加されました。
(株)ライセンススクール主催のガイドヘルパー養成研修講座が富津市のイオン・ショッピングセンターで開かれ、前田が講師として、杉井が講師補助者として参加しました。
受講生は10名で、午前中は室内で移乗や着替えなどの練習をした後、午後は隣接する富津公園で階段や坂道などの練習を行いました。
生活支援事業主催による恒例の「春の集い」が中央公民館で開かれました。相談室の利用者を中心として、約30名が出席し、遅い昼食を食べながら自己紹介をしたり、お互いの近況を語り合って楽しいひと時を過ごしました。
千葉県聴覚障害者連盟の創立60周年記念式典に杉井が出席しました。
当日は、主催者挨拶の後、堂本知事の代理で竹林・県障害福祉課長が祝辞を述べたほか、県議会議長、四街道市長などの来賓挨拶があり、差別禁止条例の実現などを求める今年のスローガンが提起されました。会場となった四街道市文化センターのホールがほぼ満席となる盛況ぶりで、熱気に包まれていたのが印象的でした。
障害者自立支援法の学習会が女性センター研修室で開かれました。半年間にわたって開かれたこの学習会も今回が最終回。テーマは「精神障害者と自立支援法」ということで、旭中央病院の川副泰成医師を講師に約30名が参加して行われました。後半のQ&Aでは、問題となっている従来、各種の福祉制度の適用から「除外」されてきた精神障害者にとって、自立支援法の実施が本当に「朗報」となるのかどうか、推移を注視していく必要があると思います。
杉井、田尾、前田の3人が下志津病院と晴山苑を訪問しました。入院中で自立したい想いを持つ19歳の信田さんは杉井さんの「自立は度胸だ」等という話を興味深く聞いていました。
晴山苑では高橋さんが念願の鎌取駅まで杉井さんの先導で見学に行きました。実際に駅のエレベーターでホームまで行ってみて、電車での外出に自信を持ったようでした。
ガイドヘルパー養成研修講座の終了式が行われました。当日は、杉井と山本が利用者としての立場から自らの体験やガイドヘルパーへの希望などを話した後、受講生からも今回の講座の感想を聞き、和やかな雰囲気の中で行われました。
その後、受講生一人ずつに修了証書が手渡され、8日間にわたる講座を終わりました。
この日は、「視覚障害者総合支援センター・千葉」の稲垣直子・歩行訓練士を講師に迎え、前回と同じく「ワークアイ船橋」の金子楓さんを当事者ゲストに、船橋と津田沼を往復する中で電車やバス、それにマイカーを使ったガイドヘルプや買い物をする際の手引きなどを学びました。
ガイドヘルパー研修6日目のこの日は「視覚障害者総合支援センター・千葉」の西野玲子・歩行訓練士を講師に迎え、「ワークアイ船橋」の金子楓さんを当事者ゲストに、視覚障害者のガイドの実際について学びました。白杖を持ち、アイマスクをつけて街を歩いたり、フェイスビルのエスカレーターを使って昇降の練習をしました。
松戸市の(有)元気介護支援サービス主催のガイドヘルパー養成研修講座に前田が講師として参加してきました。
喜楽の家の見城さんがガイドヘルパー養成指導員としてモデルになったり、講話をしたり、北松戸駅周辺のコースや北松戸駅から馬橋駅までの往復にも同行してくださいました。北松戸駅は道路から橋上駅までが階段しかなくて障害者の利用が少ないらしく、駅員も障害者の対応に慣れていないようで、下車する馬橋駅への連絡がなく、本物の障害者が乗っているのにスロープのお迎えがなく、受講生の皆さんもちょっと驚いたようでした。それだけ実践的な実習でした。
この日は、今回のシリーズの初日に続いて高梨憲司さんを講師に視覚障害者のいろいろな問題について学びました。また、お昼休みにはセンター事務所で前田さんお手製のトルコ料理「シシカバブ」などに舌鼓を打ちながら和やかな交流のひと時を楽しみました。
ガイドヘルパー養成研修第四日目のこの日は「全身性障害者」についての研修の最終日で、午前中は前田さんを講師に移乗や抱きかかえの基礎知識について学んだ後、午後からは当センター元スタッフの山田詩朗さんを講師に、実際に外に出てバスや電車を利用したガイドヘルプの具体的な方法について学びました。
自立支援法についての第5回目の学習会が中央公民館で開かれました。この日は約40名の参加者があり、「ゆたか福祉苑」の宮代園長から施設が支援法によってどう変わるのか、という問題についてお話を頂きました。また、後半は障害当事者や施設関係者から活発に意見が出されて、施設の問題に限らず、支援法や障害者の生活の現状についての問題が明らかになりました。
大雪に見舞われたこの日、宮本公民館で行なわれた船橋市民大学の講座に代表の杉井が出席しました。当日は天候のせいか受講生は少なめでしたが、出来立てほやほやのパワーポイントの画面を紹介しながら、センターの活動についてPRをしてきました。
この日は、千葉リハビリテーションセンターの言語聴覚士坂居隆先生の「コミニュケーションについて」の講義があり、そのあと理学療法士松川基宏先生による移動介護、特に生活行為の介助を中心とした実技を入れた講義がありました。
当日は、大雪となりましたが、受講者の方たちは多く、研修は盛会のうちに終わりました。
2日目の1月19日には「ガイドヘルパーの制度と業務」、「ホームヘルパーの職業倫理」、重度肢体不自由者の障害の理解」、「事故防止に関する心がけと対策」について講義がありました。
当センターの主催による今年度のガイドヘルパー養成研修講座が開講しました。この講座は、全身性障害と視覚障害を持つ人のためのガイドヘルパーを養成することを目的としたもので、今回は定員の倍以上に当たる80人を越える方々からお申し込みがあり、やむを得ず先着順で40人が受講することになりました。
初日の1月14日には、開講式・オリエンテーションに続いて、船橋市役所障害福祉課の佐藤係長から障害者制度全般の講義があり、午後からは千葉リハビリテーションセンターの臨床心理士の赤木先生から「障害者の心理」について、そして障害者総合支援センターの高梨先生の「ホームヘルプ概論」についての講義がありました。
労働団体「連合」の新春の集いが5日、東京・日暮里のホテルで開かれ、我がセンターから宮尾、杉井、川嶋、竹本の四人が出席しました。会場には、政界、財界の大物が顔を揃え、にぎやかなイベントでした。
それにしても、会場の最寄の日暮里駅の不便で危険なことは相変わらず。
何とかしてくださいヨ>京成サン、JRサン、連合サ〜ン