NPO法人 船橋障害者自立生活センター センターの窓 2020年7月16日 更新

■2008年


12月6・7日(土・日) 第14回障害者週間記念事業作品展

 障害者週間にちなんだ市主催による記念事業として障害者の作品を集めた展覧会とバンド演奏や映画会などのイベントが船橋市中央公民館で開かれました。
 わが自立生活センターからは、田沼敏夫さんのコンピューター・グラフィックスの作品を出展したほか、「障害者福祉作業所WAVE」として名刺作成のデモンストレーションを行い、二日間で40名近い方の名刺を作成しました。
 CG作品、名刺作成共に好評で、来るべき作業所の本格オープンに向けて一定の手応えを感じた二日間でした。

第14回障害者週間記念事業 作品展-1 第14回障害者週間記念事業 作品展-2 第14回障害者週間記念事業 作品展-3


10月31日(金) 障害者自立支援法の見直しを求める全国大フォーラム

 障害者自立支援法の見直しを求める全国大フォーラムが行われました。参加者は、主催者の発表で6500人ということでしたが、会場の日比谷野外音楽堂が満席となり、昨年の行動に比べて人数が多いことを感じました。当日は、障害者自立支援法が憲法に違反しているという趣旨の訴訟を起こした人の話や各政党の代表者による挨拶などがあり、その後国会周辺と東京駅周辺の二つのコースに分かれてデモ行進をしました。来年は自立支援法の見直しの時期に当たりますが、当事者自身がどのような法律や制度を望むのか、私達も内部できちんとした議論をする必要があると改めて感じました。

障害者自立支援法の見直しを求める全国大フォーラム-1 障害者自立支援法の見直しを求める全国大フォーラム-2 障害者自立支援法の見直しを求める全国大フォーラム-3


10月23・30日(木) 香澄小学校で道徳の授業に参加

 習志野市立香澄小学校の道徳授業に参加しました。テーマは「みんなの街」というもので、障害者や高齢者、それにベビーカーを押している人などいろんな人がいて街が成り立っている事を学び、本当の意味でのみんなの街にして行くためにはどうすればいいのか、という事を子供達に考えてもらうのが授業の目的でした。
 昨年も同じテーマで話をしたのですが、今年は特別公開授業という形で行われ、他の学校の先生方も大勢見学にいらっしゃっていました。

香澄小学校の道徳授業に参加-1 香澄小学校の道徳授業に参加-2 香澄小学校の道徳授業に参加-3


8月22〜24日(金〜日) ピアカン集中講座

 船橋福祉相談協議会の主催による「ピアカウンセリング集中講座」が開かれました。
 参加者が6名と少なかったのが残念ですが、遠く関西から参加してくれた人がいたり、また、当センターが実施するピアカンとしては初めて三種類の障害を持つ人が一堂に揃い、障害の種類に関係なくピアカンの有効性を確認できた楽しい三日間でした。

ピアカン集中講座-1 ピアカン集中講座-2 ピアカン集中講座-3


8月2日(土) 障害連総会

 当センターも加盟している「障害連」(障害者の生活保障を要求する連絡会議)の今年度の総会とそれに続くシンポジウムが東京・三田の都障害者福祉会館で開かれました。
 今年のシンポジウムのテーマは、「全身性障害者にとって社会的自立とは何か ― part5、権利条約の時代の中で、改めて“差別”を考える ―」というもので、池田まり子さん(生きる会会長、町田ヒューマンネットワーク事務局長)、山本創さん(難病の会代表)、大島由子さん(東京都清瀬療護園自治会会長)吉澤孝行さん(自立生活センター昭島代表)の4人がパネリストとなって、青い芝の会の時代から続いてきた脳性まひなどを中心とする生活権や生存権の運動から差別禁止条約にいたる歴史的な流れの中で、私たちの生活のあり方はどう変わったのか、今、差別解消に向けてどのような運動が必要なのか、といった問題を中心にして活発な議論が行われました。
 ただ、「差別」という言葉の受け取り方にパネリスト同士や参加者の間で差があるような印象が拭えず、今後の運動に課題を感じました。

障害連総会-1 障害連総会-2 障害連総会-3


7月12日(土) 千葉リハ主催公開講座

 千葉市緑区にある千葉県千葉リハビリテーションセンター主催による公開講座に協賛団体として参加しました。
 今回のテーマは、「身体障害者と就労〜働き続けるために」というもので、ハローワークや就業支援センターなど、就労に関する相談機関の紹介とシンポジウムなどが行われました。
 当センターも、パンフレットなどを配布して広報に努めましたが、参加者の数が例年の公開講座に比べても少なくて残念でした。
 当日、面白いクルマを見つけたので紹介します。
 見かけはフツーの小型車なのですが、専用の電動車いすが付属していて、電動車いすのまま車内から伸びたアームに固定されて、直接運転席に着いて車を運転できるのです。車外ではアームから切り離した電動車いすを使って移動することができます。
 説明してくれた係の人の話では、すでに利用している人もいるそうで、これから増えていくかもね。

千葉リハ主催公開講座-1 / 千葉リハ主催公開講座-2 / 千葉リハ主催公開講座-3 /


6月15日(日) 障害者自立支援法の見直しを求める千葉フォーラム

 障害者自立支援法の見直しを求める千葉フォーラムが、JR千葉駅近くの千葉市民会館小ホールで開かれました。
 このフォーラムは県内の約40の団体と個人が実行委員会を結成して準備を進めてきたもので、当日は200人を越える人たちが参加して、数の上では成功といえると思います。内容の点では、リレートークやシンポジウムなど盛りだくさんではあったのですが、その反面、いろいろな立場の人が自分の意見を言うだけで、参加者の間で統一した意見を作り上げるまでには至らなかった、というのが率直な印象です。シンポジウムの司会を担当して下さった研究者の発言にもあるように、今回を第一回として継続的な運動が続けられるように力を合わせる必要があると思います。

千葉フォーラム-1 千葉フォーラム-2 千葉フォーラム-3
千葉フォーラム-4 千葉フォーラム-5 千葉フォーラム-6


1月7日(月) 連合新年交歓会

 新春恒例の連合主催による「新年交歓会」が東京・日暮里のホテルで開かれました。
 当センターでは毎年連合から補助金をいただいており、感謝を込めて出席しました。当日は連合関係者ばかりでなく、福田首相をはじめ、政界、財界などからも多くの出席者があり、各党代表の挨拶も例年以上に熱のこもったものでした。やっぱり選挙が近いのかなぁ。でも、自立支援法の行く末については、ほとんど話が出なかったなぁ(ボソボソ)。

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